私も日本も再生が不可欠だ

日々の雑感です。興味を惹かれたこと、やるせない思い、昔話など思いついたままに綴ります。

たががゆるむ

箍(たが)が緩むように。

たかが数万円の会議室使用料に200万もの見積もりを計上していた前東京都知事のことではない。これは箍が緩むというより外れてしまったといったほうがぴったりかもしれないが今回はその話題ではない。

東日本大震災から5年半。
もうそんなに月日を重ねたかと思う一方、ずいぶん昔になったなとも感じる。

地震が起きる少し前、確か3月8日か9日に宮城沖で結構大きな地震があった。
地震予知は不可能だというのが現在では大勢の見解であるが、私にはどうしてもこの地震が予震であるような気がしてならない。

地震の後に引き続き発生する小さな地震を余震というが、大地震の前触れの地震は予震と呼びたい。今回の熊本地震も予震のほうが小さくて大きな本震は数日後に発生した。まるで、箍が緩み予震が発生して、その後全体が崩壊したようにみえる。

こういう予震と思える地震の揺れや振動を分析すると地震予知の方法につながるかもしれないと思うのだがどうだろう。
横揺れ、縦揺れ、深度、振幅などその後の本震の予兆だと推測できるパターンはないのであろうか。

頭ごなしに予測は無理だと結論付ける前に学者にはもう少し研究してもらいと思う。