私も日本も再生が不可欠だ

日々の雑感です。興味を惹かれたこと、やるせない思い、昔話など思いついたままに綴ります。

73シーベルト

久しぶりに放射能関連の話。
 
先日、福島第一、2号機の格納容器の中の放射線量が毎時73シーベルトであると発表された。
私が鈍感になっているように、マスコミも、大衆も鈍感になってしまっているようだ。
 
東京の空間放射線量が毎時0.1マイクロシーベルト程度であることを考えると73シーベルトは730000000倍程度。生き物なら1-2分で死亡する線量。
通常、格納容器の中も0.1ミリシーベルト程度だから、かなり異常な事態になっている。
 
水をジャブジャブかけているが水位はたった数十センチ。
東電は、これでも燃料は十分冷えていると発表しているが、これは暗に全ての燃料が容器の底に解け落ちているということを示唆したかったのだろうか。
 
燃料が解け落ちていることを東電はまだ正式に認めていないが、そんなことは子供でも信じていないのになんとも回りくどい話である。
 
それよりも危惧されるのは、解けた落ちたウランが凝縮されていて、もしかすると臨界を続けているのかもしれないということ。
今の燃料の状態では、臨界を止める術は無い。
 
冷温停止状態とは笑止千万。