禁煙祝い金と医療費
最近もあるのかどうかわからないが、一時期、禁煙に成功すると企業が祝い金を出す制度があった。
これにつられて禁煙した人も多かっただろう。
現在も、いや今後ますます問題化する高齢者医療費の増大。
しかし、これらの医療費のうち、どうしても必要な薬品に使われている率はどのくらいなのだろうか。
おそらく厚生労働省も把握していないだろうが、必然でない薬品に使われているのはかなり膨大な額に上るに違いない。
「なんとなく不安だから飲んでいる」
「症状が変わらないから止めてしまったけど、相変わらず処方される」
「複数の病院から同じような薬を出されていて馬に飲ませるほどある」
などなど
今後、高齢者が増えるにつれ、このような無駄な医療費もかさむのだ。
いっそのこと、これらの処方中毒者の救済措置として無駄な薬を止めたらお祝い金を出すということにしてはいかがだろか。
かなり実効性があると思う。
政府は医療費が足りないから税金を上げるというステレオタイプな考え方だけではなくもう少し知恵を絞るべきだろう。
