自販機政党
新聞の別刷りで資格講座が宣伝されている。
まったく脈略のない講座が30~40種類。
「あれだと、ひとつの講座に割ける紹介文が少なくなってしまって、その講座の良さが分からないのではないか」とその会社の人間に質問したことがある。
担当者曰く「いや、講座を受講したいという人は、最初からどの講座で、どんな目的のためと受講を決める人は少ないからあれでよいのだ」と。
「いわゆる、自動販売機のコーヒーと一緒で、その時の気分で決めるもの。今日と明日では選ぶ講座が違う人がほとんどだ」という説明に妙に納得したのを覚えている。
かたや、わが国の政党や政治家。その時の気分しだいでボタンを押される自販機の缶コーヒーと同じ程度の存在か。
統計調査では選ぶ側が「ほかと違ってよさそうだから」と維新の会とやらが無党派層の約6割の支持を集めてるそうな。
衆愚の選ぶ愚衆政党。「維新」の会とはチャンチャラおかしくて鼻水が出そうだ。