卒業まであとわずかです…

仰げば　尊し　我が師の恩

教（おしえ）の庭にも　はや幾年（いくとせ）

思えば　いと疾（と）し　この年月（としつき）

今こそ　別れめ　いざさらば

互（たがい）に睦し　日ごろの恩

別るる後（のち）にも　やよ　忘るな

身を立て　名をあげ　やよ　励めよ

今こそ　別れめ　いざさらば

朝夕　馴（なれ）にし　学びの窓

蛍の灯火　積む白雪

忘るる　間（ま）ぞなき　ゆく年月

今こそ　別れめ　いざさらば

----------------------

学問や技術を師に教えを乞わんとして学んだ人々。

かたや押し付けられるように求めもしないことをを教えられる生徒。

後者はきっと語るだろう。

要らぬお世話だと。

弟は師を仰がない人間ばかりとなり、師はただの公務員と成り下がった。

君たちに分かるかこの詩の崇高さを。