私も日本も再生が不可欠だ

日々の雑感です。興味を惹かれたこと、やるせない思い、昔話など思いついたままに綴ります。

もうひとつあるかな…

真正面から当たって砕ける。
 
とても潔くて格好いいように思えるが、日本人がそういう感覚を持ったのは日露戦争以降なのだ。
 
日本人が、ひとつの民族だとして過大に洗脳されてからの話で、もともと日本人はいろいろな民族の集まりと、平安時代奈良時代も認識されていた。
 
天皇制についてもそうだ。
とある民族が頂点に抱く存在。他の民族から見れば異端の王に過ぎないが、勝者はやはり強い。
 
いまさら、異議を挟むつもりはない。
ただ述べたいのは、古代には他民族の王であっても受容できる素地が日本にはあったということ。
 
真正面にうけて倒れるより、頓知でかわす知恵。
今の日本で忘れられている古来からの日本人の貴重な能力を発揮すべきであると私は思う。