黄金週間旅行記(十二)
翌日の5月1日。
朝風呂を浴びて、いつもより早い朝食。
おいしい朝ごはんを部屋まで運んでくれます。
その後、少し朝寝。(意味が違うか…)
起きて石狩に戻ってからは、やはり想像通り。
父と二人きりで、話すネタも尽きて気詰まり。
久しぶりに会ったというのに話題は日ハムだけ
そんなときに救いの手が…
妹夫婦から夕食のお誘いを受けて、ほっと一息。
「いろはにほへと」という居酒屋で夕食を食べることになりました。
私が家を離れたのは19歳の頃。
30年近い年月は如何ともしがたく、お互いの興味も生活習慣もまったく噛み合わないものとなっていることに改めて気付かされた旅行です。
夕食も終わって、妹よ有り難うと思いながら就寝。
5月2日になりました。
来るときは苫小牧で船を下りましたが、帰りは小樽からの便に乗ります。理由はやはり単純で、下船場所での時刻です。小樽から乗ると、新潟着が明朝6時でちょうどよいのです。
新日本海フェリーでは往復すると割引があります。帰りの便が10%引きとなります。北海道便は上陸地と帰りの乗船地が違っても往復扱いとなり小樽から新潟の帰路を10%割引にしてもらえます。
と言うことで、帰りは少し贅沢に一人寝台にしました。
父に30年ぶりに起こされ、朝食を食べて、小樽築港まで車で送ってもらいました。
父も75歳を越え、老齢という年齢に差し掛かっておりますが、おかげさまで車の運転や炊事洗濯そのほか、一人でがんばってくれています。
さておき、小樽築港のフェリーターミナルは一風変わっています。
桟橋が異常に長いのです。
乗船するのにこの長い通路を通ります。
内部はこんな感じ。
たった二泊三日の北海道滞在も終わり。
泣いてくれるなかもめさん。
人生に別れはつきものなのです。
さあ、新潟に向けて出航です。