私も日本も再生が不可欠だ

日々の雑感です。興味を惹かれたこと、やるせない思い、昔話など思いついたままに綴ります。

国連は中立だなどと誰が言い始めたのでしょう

国連は第二次大戦の連合国らによって作られたもので、1945年6月のサンフランシスコ会議で、いわゆる発起人51か国により署名されて発効した機関。
 
1945年6月は沖縄占領直後でまだ日本は連合国と戦争状態にあり、国連側にとっては敵国であった。
 
国連の目的は敵国である枢軸国側を敗戦に導き、その後の活動を大幅に制限するということだ。
 
現在の日本は国連に加盟してはいるが、いまだに敵国である。そもそも敵性解除が行われる要件が憲章には明示されていないし、そのような決議が行われたこともない。
 
よって、勝利国側からすれば、国連憲章に基づき、正当そうな理由をでっち上げて日本を蹂躙することは倫理的にもまったく問題がないのである。
 
これを、どうして国連が中立であると考える人たちがいるのかがわからない。
 
ロシアはソビエトの後継として、中共中華民国の後継として、それぞれ国連憲章に基づき好き勝手なことを行ってるだけで、彼らにとって見れば当たり前の権利であると主張するのも道理である。
 
もちろん韓国は新しい国なので、この憲章の署名には参加していないが、敵国でもない。
韓国人の事務総長がロシアや中共の軍事パレードを祝福するのは国連憲章の理念にかなっているのである。
 
菅官房長がいくら遺憾の意を表明したところで歯牙にかける国はないだろう。