私も日本も再生が不可欠だ

日々の雑感です。興味を惹かれたこと、やるせない思い、昔話など思いついたままに綴ります。

もっともだがもっともでない話

ヨーロッパの知り合いが「日本でもデモが起きるとは驚きだ」という主旨のメールが届きました。
日本に住んだことのある彼からすると日本人ほどの非好戦的な人々がデモなど「信じられない」と思わずメールを送ってきたのでしょう。
彼は60年代の日本を知らないから驚きはもっともですが、知っている人間からすると、逆に「あんな程度でデモ?」と思う次第です。
その彼からのメールに面白い指摘がありました。「学生のデモ団体はなぜスローガンを英語で書いているのか?日本人は英語が苦手ではなかったのか?」
こちらも日本に住んだことのある彼ならではの質問でごもっとも。
彼らからすると、あの団体は日本人学生だと誤解するのは当然です。
残念ながら、彼らは生粋の日本人ではなく、よって日本語ができない(漢字を書けない)ので英語にしているという返答をすると、なぜ、自国のことでもないことに首を突っ込むのかという素朴な質問。
いちいちごもっともです。
日本人も誤解していますが、半島では漢字をほとんど習いません。だから読めません。書けません。よく漢字圏といいますが、半島はすでに漢字圏ではありません。
漢字を使えるのは高齢者か、中国相手に商売している一部の人だけです。
あれほどハングルを大切にしているならデモのスローガンも、プラカードもハングルで書けばいいのにと思いますよね。