私も日本も再生が不可欠だ

日々の雑感です。興味を惹かれたこと、やるせない思い、昔話など思いついたままに綴ります。

スケールメリットということ

ドラえもんというマンガの中で、主人公がどこかに閉じ込められてしまい、食料はポケットに入っているビスケット一枚だけということになったとき、主人公は明日明後日、その次また次を案じて、ビスケットを2つに割り4つに割り8、16、32と割っていくうちに結局粉々になったビスケットをくしゃみで飛ばしてしまったという話あった。
 
現在の特別会計も同じようなもので、積み上げれば一般会計の歳費の2倍以上の金額になるのに、各省庁の思惑と利権でばらばらに運用されている。
 
この厳しき国家財政の折にさえ、自分の省庁だけよければよいという考えで特別会計改革に反対している間抜けな官僚や政治家がいるがとんでもないことだ。
それを棚に上げて、財源がないから増税という。
あいた口が塞がらない。
 
特別会計に切り込めといった議員もいるが、切込みではだめで、一般会計化しなくてはならない。
根強い反対に対して、断固たる態度で立ち臨んでいけるのは内閣以外にありえない。
もし必要なら一般会計化庁を設立してもよい。
 
それぞれの特別会計が一般会計に融合されれば、自ずと無駄な仕事も、団体も見えてくるはずだ。