私も日本も再生が不可欠だ

日々の雑感です。興味を惹かれたこと、やるせない思い、昔話など思いついたままに綴ります。

ついひと昔前

 
 
 
近頃、何となく先祖のことが気になり調べている。
戸籍、除籍を辿り遡ることひと時。
 
遠い昔と思っていることがほんの一昔前であることを知る。
二代遡れば日中戦争で戦死の文字。
 
四代遡れば、もう戊辰戦争
多数の縁者が亡くなっている事に唖然とする。
慶応四年、明治元年、日本中が天地を引っくり返したような大変な時代だったのだろう。
双方とも、自分の信じる道が日本を良くすると考えて。
 
生まれが天保三年という方の戸籍もある。
学校の歴史で習った天保の飢饉の前の生まれか。
たった何代か前のご先祖様たち。
なのに、とても遠い気がしていた。
今とは全然違う生活をしていたと。
 
けれど人間の営みはいつの時代も余り変わらないのではと感じる今日この頃。
その時々、今の私達のように喜怒哀楽があり、日々を一生懸命生きていたのだろう。
 
自然と感謝と畏敬の念が湧き上がってくるのは何故か。
同時に自分の不甲斐なさが恥ずかしくてたまらない。
 
いずれにしても、私が今ここに居るのはご先祖様、あなた方のおかげです。
ありがとうございます。