私も日本も再生が不可欠だ

日々の雑感です。興味を惹かれたこと、やるせない思い、昔話など思いついたままに綴ります。

日本は動いたんですね

と言っても、野田政権が中国に「ガツン」と鉄槌を下したと言うことではありません。
 
最近、福島に来る機会が増えました。
会津若松に先祖のお墓があるからです。
 
本日も若松からの書き込みですが、近頃は郡山から車できています。
涼しい季節なら電車でもよいのですが、如何せん、お墓は大窪山という山の中にあり、そこまでこの暑さの中、バス停から徒歩で上って行くのがしんどいからです。
ご先祖様、こんな安易な私をお許しください。
 
さて、話は戻りますが、郡山から若松まで、高速を使います。
その高速道路がなんともいえません。
応急工事が施してあり段差は少なくなっていますが、それでもなお、道路が上下にうねっているのです。
 
震災前はおそらくこんな状態ではなく、凹凸は滑らかに均された状態で竣工したのだろうと思います。
それが一部分ではなく磐越道の福島側のいたるところにうねりが出ているのは地震で土地が動いたからに他ならないでしょう。
本当に、どれほどの力が働いたのかと想像することさえままなりません。
 
実際、なじみのある東北新幹線も微妙にうねっているような気がします。
特に、新白河を越えた先のトンネルの中の軌道は日本人が技術者が整備した軌道とは思えないほど細かなゆれを感じます。
 
これが、首都圏で起こったらと思うとぞっとして夜も眠れません。
 
中国に進出した企業に今回の騒動による被害の賠償を、などといっている政府は盲目なのでしょうか。
中国に行った企業は自己責任であり、あのような騒乱は織り込み済みな筈です。というか、織り込んでいない企業があるとすれば、それは余りに読みが甘かったと言うほかありません。ご愁傷様です。
 
しかしながら、古今天災というものは人々の生活に織り込めるものではないのです。だからこそ、国家が徴税しそれに準備してきたはずではありませんか。
 
古より水害、飢饉。平時の無風な毎日から少しずつお金や糧食を徴収したくわえて、有事に使えるようにする、これこそ善政です。
役人や政治家の懐を肥やすためだけに税金があるのではないのです。
 
中国に盲目的に進出したつまらん企業への補償を論ずるより、現在、日本国内はどのような状態なのか、ぜひ一度省みてもらいたいものです。