Promised Forest
3月11日になりました。
あの痛ましい記憶が蘇ります。
迫りくる津波に気づきもせず歩いている人たち。
流された車のクラクションは泣いているようです。
画面の向こうの現実感を伴わない惨状。
そして・・・破裂した原子炉。
逃げる人たちをまるで追いかけるかのようなセシウム雲。
私たちは忘れてはなりません。
Promised Forest を再掲します。
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自然に恵まれた福島県。
美しい、日本の原風景とも言える森林。澄んだ川。豊かな生態系。
向こう何年にわたって立ち入り禁止となるのか。
今の子供たちが大きくなって、その子供が出来るころには
自然を返してあげることが出来るだろうか。
我々が背負った負債はあまりにも大きい。
将来の返済はまだ約束されていない。
Forbidden forest が Promised forest になるよう我々の世代で
出来る限りのことはせねばなるまい。
誰一人として、無罪のものはいないのだから。
2011年7月20日