中国という国は・・・

中国共産党も結局は人民を抑えられないのではないだろうか。

かつて毛沢東は人民を主体とする政治形態を模索していた。

残念ではあるが、毛沢東がまもなく死去し、側近が毛沢東主義を自分に良いように解釈して流布したため現在の中国当局の体たらくがある。

毛主席に関しては現在も賛否両論があることは知っている。

が、彼が日本を忌避していたかのような現代の中国国内教育には疑問を感じるのである。

毛沢東が欧米列強に屈しない日本をどれほど頼みにしていたか。

彼の残した言葉や記録から読み取れない学者ははっきり言って似非である。

現在の共産党は彼の求めた政治体制とは大きく異なり、結局は形を変えた明清時代の官僚政治をまねただけであることは中国国民ならずとも明らかであろう。

中国人は利に敏い。共産党を名乗る政権が自分たちに利益をもたらさないと民衆が悟ったときにどのようになるか。

今後１０年間が見ものである。