人の物を盗んではいけません
私は子供の頃よく母に言われました。
「よそさまのものをぬすんではいけないよ」
かれこれ半世紀生きておりますが、母の教えはどこに住む人たちにであろうと真理だと思っておりました。
どの地域のどんな人もどの国の誰であろうと親が子に、子が孫に言い聞かせている訓戒だと思っておりましたが実は、その教えがきわめて特殊だということに、老いに差し掛かるこの年になってやっと気づいたということでしょうか。
隣国では、このようには教えないようですね。
自分の利のためならよその人のものを盗んでもよいのだと教えているのですね。
事実、その国の政府がよその国のものを盗むことを奨励してるわけですから親子間といえども、人の物を盗むなと教えられるわけがありません。
そんなことをすれば、非国民として罰せられたり投獄されたりします。
小さな頃の思い出としてもう一つ。
「うそをついてはなりません」
私は小さい頃、結構うそつきでした。
母がよく言ったものです。「うそを言っても必ずばれます」
隣国ではそんな教えは無いのでしょうね。
国を挙げてうそをついてますから、うそをつくなと子供に教えられるわけがありません。
私が常識だと思ってきた道徳的行為は中韓にとってはまったく顧みることさえなかった非常識な教えだったことにいまさらながら気づき、私の母の教えが非常識であったのかと少し納得する次第です。
それでも、スズメの子踊り百まで。私は母が正しいような気がしてなりません。