私も日本も再生が不可欠だ

日々の雑感です。興味を惹かれたこと、やるせない思い、昔話など思いついたままに綴ります。

がんばったのに…

直前に国家を挙げて水産物輸入禁止までして阻止したかった、東京のオリンピック開催。がんばったのに、残念ながら実を結びませんでした。

東京での夏、二回目のオリンピックが開催されるということは耐え難いものがあるのでしょう。貴国は「すでに日本と同等のレベルの国だ」と思いたいところがあり、けれども心のどこかでやはり日本より劣っているのではとの懐疑心をいまだに懐き続けている劣等感がありますよね。

ジレンマ。

今回、東京でオリンピックが行われることが決まった瞬間から、自尊心のものすごい暴走が始まるでしょう。傍に目をくれないロビー活動、金のばら撒き。近いうちに絶対自国で二回目のオリンピックを開催してみせる。
そんな無茶な鼻息が今にも顔に掛かりそうです。

東京では1964年、貴国での開催は「パルパル」ではないですか。
24年もの長幼の序を理解できないほど、貴国が無学無知な国だとは思いたくありません。

「パルパル」では手を取り合って喜んだことをお忘れですか?
やっと二度目の東亜でのオリンピック、遠東の国でも世界が認めてくれるようになったと。

いまの状況は敵視すべき対象を根本から間違っているように思います。
我々は手を取り合ってともに栄えなくてはなりません。