私も日本も再生が不可欠だ

日々の雑感です。興味を惹かれたこと、やるせない思い、昔話など思いついたままに綴ります。

身近にいる子供が犯罪に巻き込まれることについて不安が「ある」?

ものすごく違和感のある質問です。

そして、それを懸念していると回答する大人が5割もいる。きわめて救いがたい状況ではないでしょうか。

今の少年少女の起こしている問題は100%スマホや携帯を経由して起こっています。
ただし、スマホをもっているからということで犯罪に巻き込まれる側になることは稀なのです。

巻き込まれるというのは受動的な考えで楽天過ぎます。
未成年のスマホに関連した犯罪は、もっと能動的で、文章で書けば

「犯罪に手を染める」
「犯罪に足を突っ込んだ」
「犯罪を加担した」

が正しい言い方です。これら能動的な犯罪が95%を占める中、「犯罪に巻き込まれる」という受動的表現は現実を誤認する基になっていることがなぜかほとんど理解されません。

マスコミの報道でも学校でも保護者も
「犯罪に巻き込まれないように注意するように」
と喚起するのでしょうが、それは意味のないことなのです。

もっとも強く諌めなければならないのは
「犯罪を起こすな、加担するな」です。
この点が良く分かっていないというか、分かりたくない保護者の被害者意識がどんどん犯罪を加速させているということに早く気づくべきです。

それを怠って、「自分の子供は常に被害者だ」と考える親が増えていることはとても憂慮すべき現実であり、子供の将来のためにもなりません。

はっきり言って親馬鹿です。