私も日本も再生が不可欠だ

日々の雑感です。興味を惹かれたこと、やるせない思い、昔話など思いついたままに綴ります。

三鷹の事件は…

マスメディアが喜び勇んで報道している事件。
 
事件そのものより、流出したプライベート動画に関心が集まっているようで。三鷹署もいろいろご苦労様。
 
ただ、どの報道も釈明も的を得てはおりません。
残念ですが…。
 
捜査当局は彼がストーカーだから事件を起こしたと結論付けたいようです。そのほうが解釈しやすいからでしょう。
 
違うのです。彼がやった理由は、単に自慢したいからだけです。
自慢して注目してもらいたい、それだけ。
 
彼にとっての彼女の存在は、仲間うちで唯一認めてもらえた事象でした。
仲間うちといっても、友達とかそういう関係ではなく、LINEとかtwitterとかそういうつまらないつながりの仲間です。
 
彼女は芸能界で活躍していた人でした。
彼にとってはステータスシンボル。
それが、彼と別れるため、海外留学を偽装までしなくてはならないほど切迫した状況だったのです。
 
類似した事件として、広島の一件がありますが、今回の事件同様に特異なものとして考えられているようで警察内部では深くは考察されてません。
 
日本の警察はこういう事件に慣れていませんから。
というか、認めないでしょうね。自分を認めさせたいだけに事件を起こす人間を…。警察は。
 
自己顕示欲が人をあやめる可能性につながるということ。
過去にはあまりなかったことですから。
さかきばらの前例があるにも関わらず。ですね。
 
食品庫に寝そべったり、洗浄機の上ではしゃいだり。
生まれて初めて、他人に認められる嬉しさで自分の存在をアピール。
昨今はそんな人間が増えています。これもまったく同じ動機です。
 
そんな勘違いさえもインターネットやモバイル、スマホなどの情報機器のおかげで、鼻にも引っ掛けられなかった人間が次々と愚行に走るようにしてしまいました。
 
彼の起こした事件は、ストーキングの結果ではないんですよ。
さかきばらの延長線上にあるとは警察は分かりたくもないし、分かることも今後十年ないでしょう。
 
その間、彼らの頭では理解不能な事件が数々起きて、そのつど誰かが頭を下げておしまいにするのでしょうね。
 
なんと哀れな日本国の警察。