懐かしいもの3
今ではコインロッカーが当たり前になりました。
私たちの若いころにもありましたが、ロッカーに入りきらないものを抱えて鉄道旅をする人たちも多かった時代です。
そんなとき便利だったのが、手荷物一時預かり所。
主要な駅にはどこにでもありました。
預かり代はかかりますが、重い荷物をもったまま飯を食いに行く必要もなくとても重宝なシステムでした。
今では、そんな大荷物を抱えて鉄道で移動することもなくなりました。
たいてい車ですから。
それでも、駅内ではないですが、荷物の一時預けができる場所は残っているようですね。東京駅にもあるそうです。
一番不便に思ったのは、鉄道ではなく空港。
2001年のテロ以来、どこの国際空港でも一時預かり所を閉鎖してしまいました。
私は、仕事でフランスに赴くことが多かったのですが、シャルル・ド・ゴール空港の一時預かり所が閉鎖されたときには辟易しました。
旅行に関係のない、重たい紙の資料やらなんやらを飯を食うときも運ばなくてはなりませんでした。
そういう意味でも、私はテロリストは嫌いです。