偽装問題
偽装問題、無限連鎖の気配です。
百貨店は返金しないんですかね。
そんなことしたらつぶれる?
ごもっとも。
私はグルメではないのでブラックタイガーでもおいしいと思うのですが、お金に余裕のある人は、車えびを食べて満足感を得たいのでしょうね。
昔、プチブルという単語がありました。
プチ・ブルジョワジー、いわゆる小市民のような感じの意味でしょうか。
「俺もやっと車えびを食べられるようになったぜ」
そんな感慨を持っている人が大満足して食べたのが実はブラックタイガーだったという事実は、許しがたい屈辱なのでしょう。
それは横において。
コンピューター社会にも偽装というのがあります。
最終形は人工知能ですが、コンピューターはいまだにその域には達していはいません。
2001年宇宙の旅のHALのようなコンピューターは、2013年時点でもできてはいないのです。
なぜか?
難しいのです。
コンピューターの回路というのは一直線すぎて、人間のような「アソビ」「ヨコズレ」「フミハズシ」などができないのです。
このあたり、フラクタルで解決できないかと思うのですが、今のところ無理なようです。
それでも、単純な返答で良いなら、すでに実用化されているものもあります。
ボットと呼ばれてるもので、人工知能にははるかに及びませんが、最近は結構使っている人が多いみたいです。
人間という生物は不思議なもので、自分に高評価をつけてくれた相手には高評価をつけたい願望を持つそうです。
そこで出番が回ってくるのがボットです。
その結果、たいした内容でないものに「いいね」をつけてくれた相手の動画や反応してくれた相手のつぶやきもチェックしますし、お礼評価も増えます。
誰のものともどんなものと限らず「これ良くね?」とつぶやくボットがいて、どんな呟きにも「うけるぅ~」とつぶやくボットがいたとしたら、人類が滅亡しても、無限に「これ良くね?」「うけるぅ~」を続けていることでしょう。
面白いですね。
視聴率調査会社もつぶやきを重要視し始めたとのことですが、果たしてからくりをご存知なんでしょうかね。
本当にIT知識のない人が多すぎて、話もビジネスもかみ合いません。
まだまだ、よちよち歩きです。