マニュアル変速機自動車
マニュアル車、今では都会ではほとんど乗っている人はいませんよね。
私が免許を取得したころには、オートマチック車はほとんどありませんでした。
そんな昔の話です。
ある人の車を移動することになり、その車に乗って、イグニッションキーを回した瞬間、急バック発進、見事に民家の壁に激突。
壁は壊れ、車もバンパー周辺がへこみ、無残な状態に。
その車の持ち主の癖というか習慣が、駐車の際にはギヤをバックに入れておき、さらにパーキングブレーキははずしておくというものでした。
北国では、昔々の車はブレーキワイヤーパイプに水が残ったままパーキングブレーキをかけて夜になると、凍って解除できなくなったという、とても古い時代の人の経験則がそういう癖を付けさせたのだと思います。
幸い物損だけですみましたが、間に人がいたらと思うとぞっとしません。
それ以来、エンジンをかけるときには、ギヤの確認、ブレーキを踏んだまま、クラッチは離してということが習慣となりました。
現代はオートマチック車中心ですから、そういう確認をする必要がなくなったのかもしれませんね。
今でも、マニュアル車では、いろいろな駐車の仕方をしている人がいます。
上り勾配に駐車するときは、車がずり下がらないようにLOWに入れておくとか。
いずれにしても、痛ましい事故です。身内をぶつけて亡くしてしまう。
どれほど悔やんでいるかと思うと、ニュースを読んでいる側でも切なくなるのです。