理想論と現実
再生可能エネルギー・・・
野党も与党も誰も反対はしないだろうし、できないだろう。
平時に理想を語るのは大いに結構。
どんどんやってもらいたい。
ただ、現実問題として、もっと喫緊の問題が山積されている今、それに注力するだけの余裕はあるのだろうか。
瓦礫の問題、土壌汚染、放射能汚染水、罹災者の再就職、生活支援、衛生問題・・・
ちょっと考えただけでも限りなく挙げられる。
特にこれから真夏を迎える被災地。
衛生問題は本当に緊急を要する案件だ。
伝染病蔓延の可能性は大いに考えられる。
もしも伝染病が発生したら、また政府は言うのだろうか。
「まったくの想定外だ」と
そのときになってあわてて、ワクチン準備して、病院を探し回って、それでも収容できない患者はどうする?
ただ死を待てというのか?
その程度の準備と想定をできない首相に、再生可能エネルギーを語る資格はない。