2階へ上らせて梯子を外される。
TPP参加の結末なんて、そんなものだろう。
しかし、国民にとっては死活問題だ。
海外で食糧事情が悪化の一歩を辿っている現在、未来永劫に自国の食料を日本に輸出してくれる保証はどこにもない。
確かに経済界にとってTPP参加はビジネスの機会を増やすのだろう。
だからといって、国民の生活を脅かすだけの権利は彼らにはない。
俯瞰的にあらゆる状況を考慮し、国の進む道を決めるのが政府の役目ではないのか。
アメリカからTPP参加を強要されたからといって、それに屈する必要はない。
まして日本国民の生命に関わる大事な方針だ。