除染プラント
公務員宿舎を建設する予算があれば早急に除染の施設の建設を始めて欲しい。
除染の問題はその物量と範囲が膨大だということに尽きる。
範囲を狭めることは出来ないが、物量を減らすことは現在の科学でも可能であろう。
要は、アルカリ化した水酸化セシウムを土壌表面ごと取りはがした後にその土をどう処理するかの問題だと思うが、土を弱酸溶液に浸し、セシウムをイオン化した後、そのセシウムイオンを濾膜で分離するか、または何かに吸着して、土の中のセシウム濃度を下げるということ。
現時点でいくつかの提案が出ているようだが、机上で考えるのではなく、無駄な予算を転用してプロトタイプ的なプラントをそれぞれの方法のために建てるのだ。
実用にむけた実験が出来ることは間違いなく、かたや処理も進むので、ぜひ早急に手を打ってもらいたい。
無害化（低害化）した土であれば国有林にでも遊閑地にでも撒くことが出来るはず。
中間貯蔵場所も必要ですが、処理施設があれば、貯蔵場所も広く取らなくても良いと思われるので。
濃縮化されたセシウム付着廃棄物は当面貯蔵しておいて、最終処分地を時間をかけて探せばよい。
政府も議員も特別委でののしりあうだけではなく建設的な討論をしてもらいたいものだ。
