私も日本も再生が不可欠だ

日々の雑感です。興味を惹かれたこと、やるせない思い、昔話など思いついたままに綴ります。

リカバリーとHAL

 
 
 
今でも結構古いPCを使っているが、半年前まではもっと古いPCだった。
寝転んでも使えるPCということでもっぱらラップトップを使っている。
 
今年の春、それまで使っていた妻からお下がりのPC外装がついに壊れた。頑丈で有名なIBMなのに。
画面を本体に接続しているビス止め部分にそれまでも亀裂が入ってガタガタしていたのを、長めのビスとワッシャを東急ハンズで調達してきて無理やり修理して使っていたが、ついに欠けてしまい画面がグラグラになってしまった。
 
力のかかる所なので接着してもすぐに取れる。
1999年から使い続けていて12年目、さすがに丈夫なIBMでもついに寿命か。
OSも98SE、常識的にも古すぎるということであきらめて新しいのを購入することにした。
新しいといっても新品ではなく、秋葉原に行って中古品で良さそうなのを探す。
それでも自分でPCを買うのは久しぶりなので、少し嬉しい。
 
IBMの超格安XPモデルがあったので即決。
2004年型。それでも前のPCから比べれば自転車とジェット機くらいプロセッサ速度が違う。本当にコンピューターは日進月歩。
 
早速持ち帰って、リカバリー。
リカバリーについては、会社のPCを何台も行った経験があるので手順は熟知している。
 
まず、ハードディスクの物理消去。その後リカバリーCDを入れてプロセス開始。
DOS画面のリカバリーが手順どおり無事に始まり1時間。
 
ところが、DOSからXPにコントロールが移る段階でXPが立ち上がらず、ずっと黒い画面のまま。
何か起こるだろうかと思って放っておいたが、一向に動く様子が無い。
 
「どうして?」
今までに経験の無い症状に困惑。
ネットで色々調べても中々分からない。
 
結局数時間かけて再度リカバリー、でも同じ症状でとまる。
やっぱり、無理か?98SEを入れるか?いや、さすがに今更…
ということでステップバイステップでプロセスの再確認。
XPにコントロールが移る場面で、強制的に「診断」で立ち上げる。
 
ファイルを確認しても、XP関連は間違いなく展開されている様子。
「何故立ち上がらない?」
モジュールが壊れること承知で、色々ファイルを入れ替えてみる。
けれどお手上げ!!
 
ネットでリカバリー時以外で同じ症状がないか再度検索。
そうこうしながら、やっとたどり着いた結論がHAL違い。
そういえば以前にもHALがうまく配置されず、マルチプロセッサをシングルと認識してやたら遅いPCに出会ったことがあった。
 
ということで、古いPC対応のHALをI386から解凍し、差し替え。
やっとXPモードで立ち上がりました。
コンピュータが無事動くようになったときはいつでも嬉しい。
 
これで私もXPユーザーの仲間入り。
世の中は2世代先のOSを使っているとの事だが、私にはこれで十分。
立ち上がりも早くて大満足。