突然落ちる？
昨日書いた古いPCのリカバリー。
無事XPも載り、快適にしばらく使っていたがあるときから急に落ちるようになった。
ブルーバックになるでもなく、突然電源が落ちる。
BIOSの問題かと思ったが、一番新しいものになっている。
XPは立ち上がるのだが、使っているうちにパッと消えてしまう。
一度などはワードで書いた文章を保存する直前で落ちてしまい涙。
やはり、古いコンピュータは駄目かな思ったが、最初は大丈夫だったのだから何か原因があるはず。
OSやプログラムのアップデートか、それともアンチウィルスのせいか。
重そうなプログラムやプロセスをはずしてみても症状は同じ。
そういえば、近頃、コンピュータがやたら静かだな。
静か過ぎる…
あっ、ファンが回っていない～
確認のために電源を普通に落として再POST。
やっぱりPOSTしてもファンが回らない。
CPUクーラーのファンが回らないのだ。
念のため、CPUIDのハードウエアモニターをインストール。
再度立ち上げて、重いウエブページを巡回してみる。
見る見るCPU温度が上がる。70度、80度、90度、それでもファンは回らない。
と、いうまに落ちた。
間違いなく熱暴走。
原因が分かったら早速修理。
こういうときIBMのPCは便利。分解手順がマニュアルに載っている。
まずは、キーボードをはずして、再度POSTしてみる。
ファンは回りたいような挙動をする。
ほんの少しだが動くのだ。試しに手で押してみるとやはり回りたいらしい。
しかし、ラップトップだからCPUクーラーの代替品はない。
「純正を買うのか？」、だがそれでは中古で買った本体価格より高い。
こういうときに中古だと壊れるの覚悟で荒療治が出来るのがいい。
クーラーをはずし、巷では絶対やってはいけないといわれている最終手段、呉CRC5-56洗浄を施す。
CRCを回転軸部分に何度も吹きつけ、綿ゴミも何もかもすべて洗い、掃除機で吸い取り。
吸引力でファンが回る。
何度かやっているうちに軽々回るようになってきた。
結線して再度POST。
「回った！良かった」、無駄に費用を掛けずに済む。
古いPCが甦るのはやっぱり嬉しい。
呉CRC5-56には昔々から本当にお世話になってます。
