私も日本も再生が不可欠だ

日々の雑感です。興味を惹かれたこと、やるせない思い、昔話など思いついたままに綴ります。

正統性

民主党のマニュフェスト放棄については何度も書いてきた通り。
 
2009年の衆議院選挙では多くの国民が20年にも亘る停滞に終止符を打ってくれるものと信じてそのマニュフェストを掲げた民主党や同党候補に投票した結果、第一党となった。
 
問題はそのマニュフェストの重要部分がまったく履行されないどころか、当の政治家本人達の頭から綺麗さっぱり消えてなくなっているということだろう。
 
前原氏が一人で騒いだところで建設再開は覆らないだろうし、三文芝居のような政治には国民ももう飽き飽きだ。
 
そもそも、公約を守ることが出来ない政治家や政党に国民を代表して国会で政治を行う正統性は担保されているだろうか。
 
衆議院の解散と同時に民主党も解散し、乙女のように夢を見るだけではない現実的な政党を立ち上げる時期に来ていると思う。
 
今の民主党では国内対応や外交ほかすべての面で実力不足が否めない。
無能な政治家を排除しない限り、日本の混迷は長く続く。
 
くだらない面子にこだわるよりはさっぱりと「マニュフェストは嘘でした」と国民に頭を下げ、新たな気持ちで現実的な政治を行ってもらいたい。