私も日本も再生が不可欠だ

日々の雑感です。興味を惹かれたこと、やるせない思い、昔話など思いついたままに綴ります。

志士

虎は死して皮をとどめ…
 
先日も書いた先祖の話、会津藩士であったことからインターネットでの検索でも比較的ヒットする。
 
家系譜は先の大戦で家屋や遺品もろとも焼失したとのことで先祖のことを調べるのにもっぱら頼っているのはお役所から取ってきた戸籍謄本や除籍簿だ。
それでもその情報だけで系譜を作っても結構古い時代まで遡れる。
 
戊辰戦争というか明治維新会津藩を調べると幕府側であった先祖やその兄弟など、かなりの血縁が自らの信念のために命を散らしていることがインターネットからも分かる。
 
人は死して名を残す…
 
試しに自分の名前が、インターネットでヒットするか調べてみる。
あろうことか、いくつかヒットした。
 
ひとつは経営を任された会社が求人をした際のenjapanの広告の残骸に社長として、名前が残っている。
 
そのページ以外では、その会社を何とか経営を軌道に戻し始めた時、私の経歴や経営手法が面白いということで、あるライターの方が私にインタビューして本になった記事が引用されているページがヒットした。
 
倒産寸前で任された会社。結局立て直せたとは言いがたい。
最終的に倒産は回避して、社員に早期退職をしてもらい会社の解散ということで落ち着かせたものの、たった7年間の延命措置しか出来なかったと振り返る今、その記事を読むと恥ずかしい。
 
まあ、それでも良しとしよう。
私以外、誰もそんな記事を読むはずなどないのだから…
ご先祖の志の偉大さと自分の矮小さが際立つのもインターネットである。