こんなつらい旅なんか、もういやだ、旅を終わろう、汽車に乗ろう
懐かしついでにもうひとつ。
今では、どこか日陰の存在になってしまったユースホステル。
海外では健闘しているみたいですが国内では・・・
学生の頃、自転車旅行で使いました。
昔は往復葉書で申し込みをしなくてはならなかったのです。
でも、旅館やホテルなどは高くてとてもとても。
その後、キャンプでのツーリングに重点が移りましたが、最初の頃はユースホステルでした。
予約受付の返信が来るとうれしくて。
今はもうないけど、阿寒湖畔に何件か。弟子屈の鐺別にもありました。
鐺別のユースは風呂場がひとつしかなくて、時間によって男女入れ替え。
女湯の時には「のぞいちゃだめ」って言う手書きの板がかかってました。
父には自転車は危ないから絶対だめだといわれていたので、まだ起きてこない朝早く、こっそり部屋を抜け出して。
玄関で靴を履いていると、母がなぜか起きていて、引き止められると思ったのに、おにぎりを持たせてくれた。
その優しい母ももう亡くなってまもなく3年。
墓参にでも行こうか。