いざ余市へ(続)!
私のご先祖も斗南藩へ仕官しましたが結局藩が無くなり、拠る術がなくなりました。
その開拓使が追加で15戸の入植に応じるとのことで、先発組より遅れて
兄を頼って余市へ移住することになったようです。
そして明治五年から明治十年までの間、黒川村で開墾に従事しました。
得意の槍を鋤鍬に持ち替えての農作業、私が想像できる以上の苦労が
あったに違いありません。
明治六年の余市開墾所の戸数並びに人数調べをご先祖の兄が行った報告です。
余談ですが昔の方々は達筆ですね。
別の入植の記録には家族が四人いたとなっているものと三人となって
いるものが存在し、どちらが本当かは今となっては分かりません。
もしかすると子供がいて入植後亡くなったのかも知れないと思い調べ
ましたが結局分かりませんでした。