国際化
たった今までNHKでの番組を見ていた。
テーマは「人材の国際化」
若者が海外へ進出する意欲が年々低下していることを危惧している内容だった。
果たして、そうだろうか。
私には疑問に思えて仕方がない。
バブル前後の留学ブームは実は異常事態なだけであって、やっと落ち着きを取り戻したに過ぎないのではないか。
そもそも、番組の論調、パネリストの論調によると、海外進出の「海外」というのは「アメリカ」であって他の国のことでは無いようだ。
昨今の若者は「内向き」だということを盛んに煽っているようであったが、実は情報社会の発達によって、日本人のアメリカへの憧憬は幻想であったと言うことに気づいてしまったのかもしれない。
今、アメリカに留学して、何が得られるのだろうと考えると、内向きでない学生でさえ首を傾げざるをえないだろう。
そんなアメリカへの留学生を増やして果たして、日本の若者にプラスになるのであろうか?