私も日本も再生が不可欠だ

日々の雑感です。興味を惹かれたこと、やるせない思い、昔話など思いついたままに綴ります。

マーケティング感覚の欠如

私のような場末のマーケッターでさえ思うこと。
なぜ、政治家たちは未だにイデオロギーというものに固執しているのだろうかという疑問。

社民党といえば、かつて自民党と政界を二分したほどの歴史のある社会党の末裔。いまは、山本太郎にも勝てない。

さて、主題に戻ります。
マーケティングというのは、どこにニーズがあるか分析して、予測することだと思っております。

ビッグデータなどという名称で最近盛んになってきている分析ですが、元々マーケティングをやる上では、データの詳細な分析、それも統計を基にしたものというのは不可欠のことで、昨今のビッグデータ礼賛風潮はいかにマーケティングを知らなかった人間が多かったかを物語っています。

データアナリスト、データマイニング、はっきりいって30年も遅れた話題で
日本が盛り上がっているので逆浦島太郎状態です。

何度も話がそれて申し訳ありません。
私どもが言いたいのは、なぜ、政党はマーケティングをしないのかということです。

多くの政党は未だにイデオロギーを棄てられずにおります。先に述べた社民党イデオロギーが大好きな人たちの墓場です。

もしも、日本愚民(敢えて愚民といいます)が何を求めているかということを調査分析すれば、社民党は自分たちが標榜しているイデオロギーにニーズがないということは一晩もあれば分かるはずです。

ブラックワタミも経営ではあれだけ非道いことをやっておきながら、結局はマーケティングを理解し得なかったのでしょうね。自分自身を当選させることさえ出来ませんでした。

現代の政党にはイデオロギーや主張は必要ないのです。
必要なのは、いかに日本愚民が迎合するコピーを、自分の党の発信に盛り込んでいくかだけなのです。

かつて、民主党はかなりいい線までマーケティングをやりました。しかし出来ないことを広告するのは、景品表示法違反です。
違反をせず、マーケティングをやっている広告を打っている一般企業になぜ学ぼうとしないのでしょうか。

日本に一つくらいあってもいいと思いますよ。
イデオロギーではなく広告効果のみを信条とする政党。
作るときには声をかけてください。
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