習近平氏は軍部を掌握出来ていない

以前から懸念されていたことですが、習近平氏は人民軍になめられてます。

これまでは何とか言い繕ってきましたが、今回の複数の会議でその点が露呈してしまったようです。

軍部が暴走すればするほど自分の世界的地位が下がることに本人は気付いていますが、残念なことに彼の権力と抑制は現在の人民軍に及んでいないようです。

締め付ければ締め付けるほど、反発を強めて強硬な手段に出る人民軍幹部。

今後、ますます対立はエスカレートするでしょう。

粛清が先か、失脚が先か、まるで国民党政権時代の蒋介石を見ているようです。

世界を相手に無体な行動をとる軍部を、自分の指示のもとに動いていると言わざるを得ない危機的な状況。

軍部が他国と勝手に戦争を始めても自分の意向だと表明できるのでしょうか。

責任は自分にあると宣言できるのでしょうか。

かなり怪しい状況、暴れ馬をコントロールできているとは思えません。

面子も大切ですが、それを守るあまりに自滅するような気がします。

習近平さん、改革をやるなら断固としてやるべきです。

軍幹部に嘲笑されていることはあなたも気付いているはずです。