北朝鮮のミサイル

さて、北朝鮮が放った籠池ミサイルですが、来月に向けてかなり機能しているようで、狙い通り国会は混迷を深めています。

国会が籠池問題に気を取られている間に、北朝鮮は着々と本物のミサイル発射準備を進めています。

籠池問題をなぜこの時期に起こしたかというと、来月は北朝鮮にとってイベントが目白押しで、ミサイルにも初の日本列島越えの期待がかかっているからです。

日本政府が一枚岩で盤石な時であればミサイルは撃ち落とされるのは間違いないですが、今の国会のようにまったく制御が効いていいない状態であれば、ミサイル迎撃にも影響が出るでしょう。

迎撃に失敗して、列島上をミサイルが飛び越したら日本政府にとってのダメージは計り知れず、北朝鮮のテレビニュースで勝ち誇ったようにアナウンサーが原稿を読み上げる姿が目に浮かぶようです。

4月11日、4月15日、北朝鮮にはミサイルを打ち上げる口実のイベントが待っています。果たして日本は対応できるでしょうか。

その意味で、北朝鮮の籠池ミサイルは効果的だったようです。