私も日本も再生が不可欠だ

日々の雑感です。興味を惹かれたこと、やるせない思い、昔話など思いついたままに綴ります。

Overwhelmed

 
 
 
7ヶ月目。
亡くなられた多数の方々に哀悼を捧げます。
 
この7ヶ月間、色々な方の意見を目にしました。
被災地でがんばっている方々、避難を続けている方々のブログも拝見してきました。
政府から十分な支援を得られない中でも、何とか自立しようと精一杯がんばっている様子がそこかしこに綴られています。
 
自分自身を省みるとき、何も出来なかった、してあげられなかったという気持ちばかりでその無力さがなんとも悔しいです。
何も出来なくてもボランティアに行けばよかっただろうかと自問自答したり、行ってもお荷物になるのが関の山だと考え直したり。
 
そうこうしている間に7ヶ月経ってしまいました。
ニュースでも取り上げられることの少なくなった被災地。
まだまだ復旧途上であることさえ忘れがちになってしまいます。
政府があまりにももたついているうちに人々の関心は他に移ってしまい、復旧に必要な国民の協力がますます受けにくくなってきている現状。
 
マスメディアは「どうするどうする」だけを連発して何の役にも立ってません。はっきり言ってそんな意味のない報道は要りません。
他県の人の中には「もう終わりだ」とか「福島は廃県だ」とか言う人もいて、本当に心が痛みます。
もしも自分の住んでいる地域で起こったらどうするのでしょうか。
同じような言われ方をしたいのでしょうか。
 
何も出来ないならせめて復旧の妨げになるような言動をとらない、それくらいしか今の私には考えられません。
 
先日ある方からメールを頂きました。
その方も意識からの風化を心配されてようで自分の見てきた被災地の写真をブログにアップしているとのこと。
臨場したときの寂寞は圧倒的なものがあるとも書いておられました。
 
復旧は端緒についたばかり。
これからが正念場なのでしょう。
私にも何か出来ることがないか、機会がある毎に考えて見ます。