私も日本も再生が不可欠だ

日々の雑感です。興味を惹かれたこと、やるせない思い、昔話など思いついたままに綴ります。

入試

 
 
 
先日久しぶりに甥っ子と話をした。
ついこの前まで小学生の可愛い子だと思っていたが、体つきも大人びてきて見違えるようになった。
聞けば、来春高校入試だとの事で今追い込んで勉強をして模様。
 
1-2年の内申書があまりよくなかったので苦戦していると母である私の妹が言っているが、話がなかなかかみ合わない。
どういうことかと整理すると、今の入試は単に当日のテストが良いだけではだめらしい。
内申書がかなりの比重を占めているので、1-2年で低かった部分が不安だとの事。
 
ようやく理解したが今の子供は可哀想だなとつくづく思った。
私達の頃は普段遊んでいていても試験本番さえ良ければ、たいていどこの高校でも入れた。
今の子は小さいうちから品行方正で成績優秀を強要されるらしい。
加えて塾通いが必須だとの事。貧しい家庭はどうするのだろう。
 
もっと驚いたのは面接があると聞いたときだ。
たかが14-5歳の子供に面接などして何の意味があるのだろう。
甥っ子は口下手で話すのが苦手だからといって結構悩んでいた。
それはそうだろう。思春期の真っ盛り、親父と話をするのもいやなのに何故見ず知らずのおじさんおばさんに面接などされなくてはならないのか。
 
時代の流れとはいえ仕方ないのかもしれないが、つくづく窮屈な社会になったものだとため息が出た。
 
それでも甥っ子は志望校に何とか入れそうなところまで3年になって努力したらしい。今ではそのひとつ上のランクの高校も視野に入っていると。
本当は上のランクの学校に行きたい様子だが…
 
学校について尋ねてみるとどちらも共学だとの事。
現在の志望校は自由な校風が売りで服装も自由。
かたやひとつ上のランクの学校は歴史ある学校で制服らしい。
 
そこで私は尋ねてみた「学校によれよれのジャージやジーンズで来る女の子ばっかりに囲まれて高校生活過ごすのと、制服で短いスカートの可愛い子に囲まれて暮らすのとどちらがいいか?」
甥っ子はもちろん制服の可愛い子がいるほうがいいという。
 
今も昔も、モチベーションの発動方法は変わらない(笑)